沖縄県麻酔・集中治療研究会は1990年に沖縄県の麻酔科学の更なる発展を目的とし設立されました。
以降毎年一回、2001年度からは年に2回、沖縄県内の麻酔科医が一同に会し数多くの演題発表が行われ、全国学会に勝るとも劣らない白熱した議論が繰り広げられています。日常臨床における貴重な症例を経験した報告、臨床データを集め解析した臨床研究ならびに大学院生の基礎研究成果など多岐にわたる報告がなされています。最優秀演題には、沖縄県がまだ琉球国と呼ばれていた時代、日本麻酔学の父である華岡青洲が初めて麻酔を行った1804年からさかのぼること100年以上前、口蓋裂の手術の麻酔を中国から学び琉球国王の児へ実践したとされる高嶺徳明の名を冠した高嶺徳明賞が授与されます。
沖縄県外からの演題も広く募集いたします。