2020年度専門医試験結果報告

2020-12-28

カテゴリー:試験

おひさしぶりです

当院でも新型コロナ感染蔓延の影響を受け、年中行事の多くが中止・延期となりました。
一旦は沈静化してきていましたが、年末年始ドンピシャのこのタイミングで、第三波到来!

・・・
やっぱりね
そんな気がしてたよ
マジ空気読めよな コロナ

内地へ帰省予定してたのにさ
こっちに帰省してくる元同僚と遊ぶ約束だったのにさ

そんな中、実技試験が無くなったとはいえ、2020年度麻酔科専門医試験が神戸で行われたことは驚きでした。
(結果報告が遅れましたのは、コロナで抑うつ気味の管理者のせいです)


同時入局の仲良し男子3人組
入局後1年から県内外各地の病院を流転し、修行してきました
今年度、専門医試験を前に再集結した3人

見事全員合格です!!!
おめでとうございます!
よく頑張りました!

左から順に喜びの声をご紹介します

島袋大地
「麻酔科専門医試験に同期3人そろって合格でき、大変嬉しくおもっています。今までご指導いただいた同門の先生方、関連病院の先生方に感謝申し上げます。試験勉強を通して臨床麻酔だけでなく、学問としての麻酔も深くておもしろいなと改めて思えたのが良かったです。専門医と言いながらも、まだスタートに立ったばかりなんだと感じています。来年度は、スーパーバイザーとして手術室全体を見渡す役割が加わるので、プレッシャーを感じていますが、上級の先生方や後輩方と安全な麻酔管理ができるように頑張っていきたいと思います。」

古賀勇太
「この度麻酔科専門医試験に合格しました古賀です。
今回の合格は垣花教授はじめ医局の先生方のお力添えの賜だと感じています。本当にありがとうございました。
専門医試験に臨んで痛感したことは、知識不足の領域がまだまだたくさんあることです。これからも更に研鑽を積んでいきたいと思っていますので、変わらずのご指導ご鞭撻をよろしくお願いします。」

新里勇人
「この度、専門医認定医試験に合格する事ができました。琉大病院以外でも3カ所の病院で研修させていただき、離島勤務も経験できた事が麻酔科医として自立を促してくれたと思います。小倉記念病院で研修できた事も貴重な経験となりました。指導して下さった先生方ありがとうございました。
これからは、手術室全体のマネジメントと後輩への指導という役割が大きくなっていくと思います。役割を果たせるよう、今回共に合格した同期と共に頑張りたいと思います。」

3人の新麻酔専門医を迎えて、来年2021年もスタッフ一同、元気に頑張ってまいります。
みなさま良いお年を。

JB-POT合格報告

2017-01-13

カテゴリー:試験

宜野座先生、JB-POT合格おめでとうございます!v(^o^)v
喜びの報告を頂きました!

 日本周術期経食道心エコー認定試験(JB-POT)に合格しました。
 昨年11月に行われた第13回JB-POTを受験し、12月に合格の結果が届きました。このJB-POT合格は心臓血管麻酔専門医の受験に際して必須の条件でありますが、その合格率が例年50%を下回る、ちょっと難しい試験として有名です。ちなみに私は3度目のチャレンジにして合格することができました。
 JB-POTの試験形式ですがコンピューター形式で行われます。この試験で特徴的なところが2つあり、1つ目は試験がビデオ問題と文章問題の2つのパートからなりビデオ問題の正答率60%以上かつ全体の正答率60%が合格という、2つの合格基準をクリアしないといけないという点。2つめは問題自体が術中のdecision makingを強く意識して作られているため、病態の理解と手術手技の理解を必要としている点です。
 琉球大学麻酔科では、麻酔専門医の取得と並行してサブスペシャリティーの取得(集中治療専門医、心臓血管麻酔専門医、ペインクリニック専門医等)を積極的に目指すという垣花教授の方針のもと、2015年には旭川医大から講師を招いてJB-POTの勉強会を行うなど地道な取り組みをしていただきました。このように教室全体の支えのもとに今回合格できたこと、この場をかりて教室の先生達、医局長の野口先生、垣花教授に感謝申しあげます。
 さて私がこの試験を受験しようと思ったのは、南部医療センター・こども医療センターでの勤務がきっかけでした。特に先天性心疾患患者の治療・手術に強く感銘を受けました。新生児科、小児循環器科、小児集中治療科、小児心臓血管外科、麻酔科が一緒になって複雑な先天性心疾患の治療に一生懸命に頑張っていました。聞くところによると少し前までは沖縄では先天性心疾患の治療に限界があり、治療・手術のために本土にいかなければいけない時代があったといいます。離島県である沖縄の麻酔科医として、少なくとも麻酔科領域に関しては我々自身のレベルアップが患者さんの治療に必要不可欠であると感じ、その手段の1つとしてJB-POTへのチャレンジがありました。
 さらに2015年、琉球大学に転勤したころ、琉球大学ではTAVIが始まりました。今までの私の感覚からは手術適応でない患者さんが、TAVIによって劇的に心不全が改善していくのを目の当たりにし、新しい治療技術がこれほどまでに患者さんにとって福音となるのかと、目からうろこが落ちる思いでした。これも琉球大学のハートチームが患者のリスクマネージメントを十分に行い、治療を行っているからだと認識しています。麻酔科からは西先生、和泉先生が中心となりハートチームに参加しており、いつも頑張っている姿を男らしく背中で見せてくれています。
 私の周りに起こったここ数年の出来事を紹介させていただきましたが、心臓血管麻酔1つをとってみても実りある数年間でした。JB-POTに合格したことはうれしいことですが、今後も医療の進化に伴い患者さんのニーズに応えていくこともまた、我々に課せられている課題であると感じ、身の引き締まる思いを感じています。
 話は完全に脱線しますが、先日息子のランドセルを買いにサンエーに行きました。私が小学生の頃は男は黒、女は赤とランドセルの相場は決まっていましたが、今は本当にたくさんの色のランドセルが所せましと並べられていました。私の息子は細部にまでこだわり紺を基調とし、青いラインが入ったランドセルを購入しました。分野は全く異なりますが、ここにも社会の変化に伴いお客さんのニーズに応えていく企業姿勢を見て取ることができます。どの業界でも常に安泰ということはなく努力を重ねているのだと痛感させられました。

 

麻酔科専門医認定試験2016

2016-09-26

カテゴリー:試験

こんにちは。ハヤシです。

今年も麻酔科専門医認定試験の季節がやってきています。
琉大麻酔科からは今年3人が受験しています。

仲良し同期3人♫
台風に邪魔されることもなく、去る9月25日に神戸で無事筆記試験を終えました。

専門医試験は若手医師にとってはひとつの大きな目標だと思います。
けど、受かった瞬間気づきます。
「これって通過点…ていうかむしろスタート地点?」
上級医にできることは、受験資格が得られる様に業績をあげられるようサポートすること。
あとは本人の頑張り次第!
今週末は実技と恐怖の口頭試問…心から応援します!がんばれ!!
もう2度と受けたくないな〜(-_-;)
専門医資格維持にもかなり努力が必要になってきていますね…
私もがんばろーっと!

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2020-12-28

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2016-09-26

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麻酔科専門医認定試験2016

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